医療関係者の皆さま

地域医療連携

医療連携

厚生労働省より、「肝炎対策の推進に関する基本的な指針」が発表されました。その第4項の「 肝炎医療を提供する体制の確保に関する事項 」の中で、今後の取組みの方針について 『全ての肝炎患者等が継続的かつ適切な肝炎医療を受けることができる体制を整備するため、拠点病院を中心として、「都道府県における肝炎検査後肝疾患診療体制に関するガイドライン」(平成19年全国C型肝炎診療懇談会報告書)に基づき、拠点病院、専門医療機関及びかかりつけ医が協働する仕組みとして、地域における肝炎診療ネットワークの構築を進める必要がある。』とされています。

肝炎患者等を含む関係者が一体となり、連携して肝炎対策を進めることが重要であり、各施設で様々な医療連携の取組みをされています。ここでは、その連携に携わる方々がどのような取組みをされているかご紹介します。

(インタビュー時の所属、役職で掲載しております。)

各施設での取組みの紹介

国立国際医療研究センター(2015年3月18日更新)
―最先端の研究を遂行し、日本の肝炎および肝がんの撲滅を目指して―

肝炎・免疫研究センターの開設と肝炎の解明

独立行政法人 国立国際医療研究センター 肝炎・免疫研究センター センター長 溝上 雅史先生

肝疾患診療連携拠点病院への診療支援と最新情報の発信

独立行政法人 国立国際医療研究センター 肝炎情報センター センター長 正木 尚彦先生

山梨大学医学部附属病院 肝疾患センター (2013年7月9日掲載)
―全国で初めて肝疾患コーディネーターを養成―

医学研究と病診連携を通じて地域医療に貢献

山梨大学医学部附属病院 肝疾患センター センター長 坂本 穣先生

佐賀大学医学部附属病院 肝疾患センター (2014年11月17日更新)
―肝がんのない佐賀県へ―

肝疾患センターの開設と肝炎コーディネーターの活躍

佐賀大学医学部附属病院 肝疾患センター センター長 江口 有一郎先生

10年先を見据えた佐賀県の肝炎対策

佐賀県 健康福祉本部 健康増進課 がん対策推進担当 係長 前山 恵士郎氏

公立置賜総合病院≪肝炎専門医療機関≫ (2016年3月4日更新)
―OKI-netを活用した地域完結型医療―

患者さんが安心して生活できる地域完結型医療

公立置賜総合病院 院長 新澤 陽英先生

OKI-netを活用し安心で緊密な連携を目指す

公立置賜総合病院 医療連携・相談室 主事 吉田 貴海氏

新潟県立中央病院≪肝疾患診療協力病院≫ (2013年3月15日掲載)
―地域の特性を活かした診療連携―

クリニカルパスシートをコミュニケーションツールとして使用

新潟県立中央病院 消化器内科医長 津端 俊介先生

くらみつ内科クリニック≪肝臓専門医療機関≫ (2015年6月3日更新)
― 肝臓専門診療所の役割 ―

肝臓専門診療所を核とした診診連携の構築

くらみつ内科クリニック 院長 倉光 智之先生

群馬大学医学部附属病院≪肝疾患診療連携拠点病院≫ (2014年12月15日更新)
― 医療施設マップと連携シートの活用 ―

Win-Winの医療連携を目指す

群馬大学医学部附属病院 肝疾患センター 副センター長 柿崎 暁先生

山口大学医学部附属病院≪肝疾患診療連携拠点病院≫ (2015年11月19日更新)
― 肝炎パスポートと肝疾患地域連携クリニカルパス ―

それぞれの役割に応じた診療体制の構築を進めていくことが大切

山口大学医学部附属病院 副肝疾患センター長 寺井 崇二先生

かかりつけ医と専門医療機関の医師が診療する三位一体の医療を目指して

山口大学医学部附属病院 肝疾患センター 専任医師 日高 勲先生

広報活動の拡大と看護師の連携強化

山口大学医学部附属病院 診療連携室 肝疾患相談員 増井 美由紀看護師

大阪市立大学医学部附属病院≪肝疾患診療連携拠点病院≫ (2013年8月8日更新)
― 大阪府肝疾患ネットワークと健康手帳エル ―

医療連携を拡充して、患者さんのがんの早期発見を目指す

大阪市立大学大学院医学部研究科 肝胆膵病態内科学 教授 河田則文先生

患者さんとの信頼関係構築を目指して

大阪市立大学医学部附属病院 運営本部 患者支援課 患者支援担当 西野 広宣氏

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